やっぱりあぶない、投資信託―あなたの「虎の子」の増やし方・使い方
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心得ておいて損はない |
ここまでのレビュアーの方々があんまりボロクソなのでちょっと助太刀を(笑)
投資家とかレビュアーの方々のようなある程度知識のある人には物足りないかもしれないが、今のブームに易々と乗ってしまうような初心者には心得ておきたい一冊であると思うね。その点では、わかりやすいし、よくまとまっている。N社1兆円ファンド(さーて、どこのこと?)の悲惨さがわかるグラフなんて爆笑モンだし。このとき買ってた人達ってどうなっているの?と他人事ながら心配になってくる。
この1冊で充分とは思わないけど、不安な人は読んでおいて損はない本。
だって、今投資信託を勧める銀行のやってることってはっきりいってヒドイから。
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危ないのは投資信託ではなく著者の僻見 |
タイトルから「ブームに警鐘を鳴らす」的な別角度から見た智慧が得られるかと思いきや、これが全くの期待ハズレ。内容は「とりあえず流行りモノに噛み付いてみました」的な単なる罵詈雑言。投資信託のメリット・デメリットの比較といった論点整理は皆無で、ただただ投資信託を批判的に受け止めてコキ下ろしているのみ。そこには(自称)経済ジャーナリストらしい考察はカケラも見られない。
挙句の果てに、投資信託に代わる究極の蓄財策は「銀行預金」と唱える一方で「国債は国家破産リスクがあるから買うな」と真顔で書くあたりに、著者の経済知識の欠落ぶりが窺えて目も当てられない(補足:銀行預金の大半は国債で運用されており、仮に国家破産状態に陥ったら銀行預金とて無傷では済まない)。
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何コレ? |
最後の著者紹介を見ると「バブル崩壊を言い当てた男」として一目置かれているらしいですね。
しかしまぁよくぞここまで投資信託に対してイラストも上手く交えて批判するものかと思うと感服してしまいます。
一通り読み終えて感じたのが著者はプロとはとても呼べないようなサラリーマンファンドマネージャーが運用するアクティブファンドを批判したいのだと思う。
それを必死になってすべての投資信託を否定するからこの本全体を通して幼稚で内容の薄い一冊に成り果ててしまったのではないか?
第6章では投資信託の代替案なのか資産運用術に入りますがコレを真似するほうが余程リスクの高い行為に見えて仕方がない。
軽く触れると
資金を減らしたくない場合は貯金がベスト。投資を考えてはいけない。
大企業の社債は元本が保証されていて預金より金利がよい。
国債は買わない。国債は国が破産すれば紙クズ。
本中を通じて投資対象としては公社債投信や外貨、はたまた500円玉自宅貯金あたりを紹介しているが本人は本当にコレを実践しているのか疑問が残る。
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どのようにあぶないのか? |
全くもってナンセンスな本です。
星の数ほどある投資信託を一括りにし、「あぶない」を
連呼しています。
各自の人生設計に合わせた適切な資産運用と投信含む
金融商品の選び方を考えるご時世だというのに。。
インディックスもノーロードも先進国も新興国も海外債券も
語られていないこの本で「虎の子」を増やすことはでき
るのでしょうか。
*「使い方」については「自宅のリフォーム」のアドバイス
あり。
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針小棒大と事実誤認 |
ブームに乗せられて、投資信託を検討することもなく買ってしまう…そのような状況を危惧して本を出版したと推測されますが、それは確かによいことだと感じます。
かといって、こういう形での批判はどうなのかと、疑問符がつく所が結構ありました。例えば、「投資信託は元本割れする」をやたらに強調したり(投資商品なら投信に限らず、株でも債券でも何であろうと、元本割れする可能性はあるにも関わらず)、「日本株アクティブファンドの事例」だけを持ち上げて投資信託全般を批判する(ではインデックスファンドや外国株式・債券ファンドはどうなのか)といったように、ちょっと感情が先走っていて納得できない理論になってしまっている所があり、その点問題があるように感じます。
更にいえば、結構事実誤認、知識不足と推測される記述が散見されました。特に国債・社債に関するところ(円建社債のリスクは国債より低いとするが、実際には同じかそれよりも高いし、債券価格は常に変動することを見逃している)に多かった気がしています。
全般的に見て、投資信託を購入しようと行きこんでいる人の頭を冷やす効果はあると思いますが、投資に関して勉強しようとするのなら、避けた方が懸命ではないかという本のように感じました。



